会社員からフリーランスになるためにはどうすればいい?必要な準備や心構えを紹介

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こんにちは、nozo(@ns_good_thing)です。

私は2021年12月末で4年間働いた企業を退職し、現在はフリーランスとして活動しています。

働き方を変えるにあたり事前に色々と自分なりに調べてはいたものの、「もう少し具体的に考えておくべきだった…」ということがいくつかありました。

なので今回は、

  • 現在会社員だが、フリーランスに興味がある
  • もうすぐフリーランスになる予定がある

という方に少しでも参考になればという気持ちで、「会社員からフリーランスになるための準備と心構」についての情報をシェアしたいと思います。

会社員とフリーランス

まず、会社員とフリーランスは何が違うのでしょうか。

単刀直入にいえば、「社会での扱われ方」が一番大きな違いかと思います。

とはいっても、地位が高くなるとか低くなるとかそういったことではありません。

例えば会社員だと、国や自治体に支払う税金は会社が勝手に計算して納税までしてくれますが、フリーランスの場合は、収入を計算するところからすべて自分で行う必要があります。

▼会社員とフリーランスの具体的な違いについては以下の記事にまとめているので、お時間があれば参照してください。

つまり、会社員は「いろいろやってあげるから、ルールを守ってしっかり働いてね」という世界、フリーランスは「自由にやっていいけど、全部自分でやってね」という世界です。

どちらも社会に一定の貢献をしていることに変わりはなくても、毎月会社を通して必ず国へ税金を納めることになる会社員のほうが必然的に社会からの「信頼」が厚くなります

とはいえ、大きな会社が1つのスキャンダルで傾いたり、いつ国同士の争いが始まるかもわからないという先の読めない時代。

フリーランスには厳しい面もありますが、こんな時代を生き抜くための個の力を否が応でも身に付けられるよい機会ととらえれば、むしろメリットしかないようにも感じます。

会社員からフリーランスになるために必要な準備

自分の実体験をふまえて、会社員からフリーランスになるために必要だと思う準備を4つあげていきます。

失業保険について調べる

いきなり?と思われたかもしれませんが、一定期間保険料を払っている方であれば、失業した場合に国から誰でも受け取れるお金です。

実は会社員の方は、毎月「雇用保険」というものを給与から支払っているので、受け取る権利があります。(12か月以上支払っている場合のみ)

他の会社に転職する場合は対象となりませんが、会社員からフリーランスになる場合であれば対象内です。

ただし、手続きの仕方やタイミングを間違えると受け取る資格を失ってしまいます

私自身、この件に関してかなり悔しい思いをしているので、後日記事にまとめたいと思います。

クレジットカード・口座を作る

会社員を辞める前にクレジットカードを作るべき!とはよく聞く話でしょう。

カード会社によっては、実績の浅いフリーランスでも作れる場合があるようですが、一般的には会社員よりも審査に通りづらくなります

そのため、会社員のステータスを持っているうちに整えておくのがベストでしょう。

車や家のローンに関しても同じことが言えます。

簿記に関する知識を学ぶ

フリーランスは自分で売上や経費、収入、納税額の計算をしなければなりません。

テキトーにそれっぽくできないの?と思うかもしれませんが、やり方を知らずに必要な税金を納めなかった場合は「脱税」行為になってしまいます。

フリーランスが社会的信頼性を高めるためには、売上をあげていることに加えて、きちんと国に「納税」していることをアピールしなければなりません

そのためには、決められた期間内に「確定申告」という形で正確な情報を提出する必要があります。

最近は便利な会計ソフトなどもあるので、簿記検定をとるレベルまでは必要ありませんが、ある程度の知識は、本などでインプットしておくとよいでしょう

私自身、簿記検定2級を取得していますが、実務で使うことがなく知識がまったく身になっていなかったので、フリーランスになろうと決めてから以下の本を読んで復習しました。

検定試験対策の本ではなく、とてもわかりやすく簿記とは何か?から丁寧に説明されているので、初心者の方にもおすすめです!

nozo
nozo

理系で簿記の知識なんて触ったことないぞ~という夫もわかりやすい!といって読んでました。

税金に関する知識を学ぶ

簿記はあくまで、売上や経費、最終的な利益がいくらになるかを計算するための知識です。

日本人である以上、事業として利益を生み出している場合は、所得税や住民税などの税金を支払わなければなりません

また、健康保険料や年金といった月々の支払いも自分で行わなくてはなりません。

そのため、どのくらいの利益を生み出したらうち何割程度が税金の支払いとなるか、までを計算して生計を立てる必要があるのです。

売上をたてたけれど、税金でほとんど持ってかれてしまって生活できなくなった、などという事態にならないよう、知識を得て自分を守りましょう

国税庁や自治体のホームページで詳細は確認できますが、難しく書かれていることも多いため、私は何冊か本を読んで概要を学びました。

おすすめの本はこちらです。

nozo
nozo

アマゾンでもベストセラーに選ばれるほど有名ですが、主人公がフリーランスの漫画家さんという設定で、とても気軽に読み進められました!

会社員からフリーランスになるために必要な心構え

ここまで、フリーランスになるための実務的な準備についてご紹介してきました。

ここからは、会社員→フリーランスと環境を大きく変えるにあたって必要なメンタリティのお話をしたいと思います。

生活管理を徹底する

自己管理能力はいかなる仕事においても必要とされますが、フリーランスになるとさらに自己管理が大切になります。

フリーランスは基本的に労働時間に制限がありません。極端にいえば、1日1分でもいいし、24時間働き続けてもよいわけです。

しかし、フリーランスは働いた分=収入となるため、はじめのうちは特に、会社員と同じかそれ以上に仕事に時間を費やすと考えた方がよいでしょう。

会社員であれば、休暇の間は会社から締め出されてしまうのでいやでもオンとオフを切り替えざるを得ませんが、フリーランスは気づいたら1日中作業していた…ということもありえます。

体調を崩して働けなくなってしまっては元も子もないため、自己管理は徹底するようにしましょう。

おすすめは、生活習慣が整っている人の近くで生活をすることです。

私の場合、夫が会社員なので、必ず朝6時には一緒に起きて、夜23:00ごろには布団に入るという生活をしています。

もし独身の場合であれば、実家で生活をする・思い切ってシェアハウスに住んでみるなど、選択肢はいろいろあるでしょう。

アバウトでもよいので目標を決める

会社員であれば、定期的に上司との面談があったり、研修で自分のビジョンを考えるという機会があるかと思います。

ただフリーランスはそのような機会がもちろんなく、スキルアップやステップアップも自分でしていかなくてはなりません

そのため、なんとなく始めてしまうと、あれ?何のためにやってるんだっけ?となりかねません。

立ち止まったとき上司や先輩のように背中を押してくれる人はいないので、自分で自分をモチベートする必要があります。

なので曖昧でもよいので、何かしらの目標を常に持っておくことが大切です。

  • 2年目には会社員時代の月収を超える
  • 3年目には会社員時代の年収を超える

このように”収入”ベースでもよいですし、半年後に〇〇の資格を得る!など”スキル”ベースでもよいでしょう。

探求心を持つ

フリーランスには探求心も必要です。

その理由はを3つあげてみます。

  • 身の回りの色々なことを調べて自分で行う必要がある
  • やりたい仕事を自分で見つける必要がある
  • 周りに同じような環境の人が少ない

フリーランスは、営業活動から受注・納品などの雑務、売上計算などあらゆることを自分で行わなくてはなりません

仕事も黙っていてふってくることはないので、自分から見つけに行く必要があります。

そのため、「これって何だろう?」「どうすれば効率よくできるかな?」など好奇心をもたずして、続けることは難しいでしょう。

会社員時代は、営業は営業部が、経理は経理部がやってくれていたので、自分の専門にだけ集中できましたが、そうはいかないことを覚えておく必要があります。

また、会社員のように周りを見渡せば同じ環境の人がたくさんいる!という状況ではないので、「よし!自分で調べてなんとかやってやろう!」という気概も必要になってくるのです。

まとめ

今回は、会社員からフリーランスになるにあたって必要なことについてご紹介しました。

もちろん、もったいない失敗をしないためにも、ここに書いたことは最低限学んでから独立すべきであると強く思います。

しかし、最後に必要となるのはやはり「自分を信じて突き進むエネルギー」です。

私はストレートで大学に入って、普通に就職活動をして新卒でそれなりの会社に入る…という、ある種レールにのった人生を歩んできました。

なので時々、私って何をしてるんだろう?とふと思うこともあります。

それはきっと、周りを見渡せば家族・友人に同じ環境の人がほとんどいないからでしょう。

でも自分の人生は自分のもの。「世間一般」のルールに当てめるひつようはない、とある種思い込める自分ワールドを持っていれば大丈夫です。

この記事が少しでも、フリーランスに興味のある方の心に届けば幸いです。

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